冬の時期、市民マラソンがたくさん開催されますね。
ひょっとしたら、読者の中にもマラソン愛好家がいらっしゃるかもしれません。
ぼくの住む関西でも、京都、神戸、大阪それぞれかなり大規模な大会が行われています。
それ以外にも、規模の小さな大会は毎週行われている感じです。
ところで、ぼくは今、60代後半ですが、若い頃、といっても30代に、何度かフルマラソンを走ったことがあります。
友人の話を聞いて、それなら走ってみようか、と軽い気持ちでマラソンの練習を始めました。
高校時代は、ハンドボール部だったのですが、長距離を走るのが嫌で、自分には向いてない、と思っていたのに、なぜか、その話には乗っかってしまったんですね。
その時の年齢は32歳だったように思います。
さて、練習を始めてみて、本当に驚いたのは、「走れない」ということでした。
公園を走ろうと、2km程のコースを走ってみたんですが、最後まで走れなかったんですよ。
途中で、限界を感じてしまい、あえなくリタイアです。
そこからの出発です。
一応、目標もあったので、近所の道を毎日走って行きました。
多い時は、長い距離を走って、スタミナをつけようとしたものです。
さて、始めてから半年後くらいに奈良の方で小さなマラソン大会があって、(フルマラソンです)それに参加しました。
はじめは快調に走っていましたが、30kmを過ぎたあたりから、もう走れなくなり、ほぼ歩いてしまいましたが、とにかくゴールまではたどり着こうと頑張りました。
その時のタイムは、5時間50分くらいだったと思います。
それからも、練習をして、何とか4時間半を切るくらいまでは頑張りました。
全部で、10回くらいはフルマラソンを走ったように思います。
その後、仕事が忙しくなって、ハーフマラソンを中心に走るようになり、なんとなく、練習する意欲がなくなってきて、走らなくなったのです。
50代の終わりの頃、バイクで転倒事故を起こして、膝を骨折してしまい、それからは、ウォーキングの方に力を入れることにして、現在に至る、という感じです。
マラソンを通して、学んだことがあります。
①練習をして、体も心も少しずつ変えていく必要がある。
②無理をせず、毎日練習した方が力がつく。
③最後までイーブンペースで走ることが一番いい結果を出せる。
こういったことは、なかなか体験できることではありません。
しかし、何かをやり遂げる、という経験の一つとして、マラソンはすごく大きなものでした。
その後の仕事においても、今やっている副業においても、継続の大切さを身をもって経験できたことは、本当に良かった、と思うんですね。
すごい人がいて、その真似をしようとしても、続かない、というのは、まさにフルマラソンの世界そのものです。
練習をせずに何とかしようと思ってもダメ、続かなくても、ダメ。
SNSもブログもメルマガも、そして、今取り組んでいる、パソコン転売でも、全てに通じる真理でしょう。
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