原田ひ香さんの本に
「三千円の使い方」と言うのがあります。
短編集なんですが、最初の小説が三千円の
使い方というもの。
二つ目の小説が、「七十三歳のハローワーク」
という作品です。
今日は、この2つ目の小説の話です。
ぼくは今68歳ですから、73歳までは5年も経たず
に到達しますね。
他人事とは思えず、読んでいました。
登場する老婦人は、夫が病気で逝ったために、
一人暮らしです。
子供はみな独り立ちしています。
貯金が1000万円と数百万の二つあり、
その1000万円を投資に使うかどうかで、
心が揺るぎます。
というのは、夫の遺族年金では、生活は厳しく、
貯金を切り崩さざるを得ない状態になっている
からです。
そんな時、娘や娘の友達に料理を教えてあげて、
そのお礼にもらった五千円がきっかけで、
働きたい、という気持ちになったのです。
そして、就職活動を始めるも、年齢のために、
断られ続けます。
最終的には、和菓子屋に勤めることができる、
という話です。
さて、実際の年金生活はどのようなもので
しょうか。
夫の遺族年金は月に8万円程度。
家は持ち家。
これ、まだマシな方なんですよ。
もっと厳しい人もたくさんいます。
65歳を過ぎて、働きたい、という話から
警備員を思い浮かべますね。
それでも時給1200円以上がもらえるみたいだし、
体が元気なうちは、なんとかなるでしょう。
しかし、体を壊したり、病気で休んだりすると、
無給になります。
いつまでもできる仕事じゃないでしょう。
そんなこともあるのか、最近、ぼくのような
65歳以上の人がネットビジネスにチャレンジ
する人が増えているそうです。
まあ、ネットやコンピュータの知識があれば、
ハードルも低くなるでしょうが、若い人に
比べたらむずかしい?と思いそうですが、
そんなことはないんです。
ぼくは、66歳になってから、メルカリを
初めて使って、パソコン転売を始めています。
確かに、ネットの知識があったのは便利でしたが、
メルカリを使う場面で、そんな知識は全然必要
ありません。
それよりも、時間の束縛がほとんどない、という
ことがいちばんのメリット。
仕入れやセッティングに少し手間がかかったと
しても、出品してしまえば、そのあとは、毎日
の作業は全部合わせても、一日10分くらいです。
それで、毎月5万円から10万円くらいの利益は
出せるというのですから、やらない手はない
でしょう。
そして、余裕が出てきたら、他のネットビジネス
にも挑戦したらいいんです。
ただ、生活のゆとりを無くしてしまったら
元も子もありません。
無理をせず、しっかりと収入を手に入れましょう。
**P.S.**
世間的には、転売とかせどりとかは、とても危ない
仕事だと見えているかもしれませんね。
それは、在庫を抱えてしまって、処分に困るように
なる、という話があるからなんですね。
ぼくのイメージでは、メルカリを使ったパソコン転売
では、在庫はほとんど残りません。
ちょっとしたテクニックを知るだけで、
大きな損を出さずに、売れないパソコンまで
処分できちゃうからです。
儲けが出なくても、得られたお金を次の仕入れに回せば、
結局収入へと活かすことができます。
これで、一つの障壁を越えることができますね。
ぼくが学んだ、方法をまとめた教材はこれです。
↓↓↓↓
https://7-floor.jp/l/c/QLUL97j3/1nwKoyEc/
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