健康というものはどうすれば維持できるのでしょう。
これは、はっきりいって、運もあります。
いくら健康に気遣っても、癌になってしまう人だってたくさんいます。
そんなに健康に対して気配りをしていないのに、結構健康で長生きする人もいますから、迷いますね。
でも、はっきりしていることは、好きなことをして、長生きできるかどうか、であって、そんなことを書いている本が、本屋に行くといっぱい並んでいたりします。
では、そういう健康について、関心が向くのは何歳くらいからか、というと、多分50代あたりだと思うんですね。
仕事もそろそろ佳境にさしかかってきて、もう一山超えたら、定年、という感じがし始める頃です。
子育てもひと段落過ぎて、大学受験、就職、といった時期になります。
すると、その先のことがとても気になり始めます。
そして、同時に、果たして健康でいられるのか、と不安になり始める時期ではないでしょうか。
日本人の平均寿命は2023年では次のようになっています
・男性の平均寿命:81.05歳
・女性の平均寿命:87.09歳
これはあくまでも平均であって、0歳からどれくらい生きられるかを表しています。
これに対して、最近よく言われるのが、健康寿命。
健康寿命は、「日常生活に制限のない期間」の予測値で、介護など他人に頼らずに自立して健康に生活できることだそうです。
これは、平均寿命が85歳、 健康寿命が75歳とすると、75歳以降の10年間は延命期間になるみたいで、日常生活に制限のある生活が想定されるというわけです。
2016年度調査では、日本人の健康寿命は次のようになっています。
・男性の健康寿命:72.14歳
・女性の健康寿命:74.79歳
ということは、男性なら、72歳を過ぎると9年間は介護の世話になる可能性が高いということになるみたいです。
女性なら、75歳くらいから12年もの間、介護の世話になっているというのがここに見える現状というわけです。
これらのデータから、自分の人生を想像するのは、とてもがっかりしてしまうことになります。
先ほどの、50代になった人の場合、男性なら、あと22年は健康で過ごせますが、その後9年間は介護状態になりますよ、という話です。
60代になれば、10年少し。70代になると、もう目の前に迫っています。
女性は少し猶予があるみたいですが、その分介護状態が長くなってしまうみたいですね。
人間、いつかは死にます。それが平均寿命あたりまでだとすれば、これはラッキーだと思った方がいいでしょう。
問題は、そこまでの介護状態の期間です。
これは、取り組みようによっては、短くできるし、中には、ほとんど世話にならずに済む人もいるわけですから、考える余地はありそうです。
P.S.
ぼくは、先日誕生日が来て、69歳になってしまいました。健康寿命まであと3年です。
これを、なんとかして、平均寿命までの12年間まで伸ばしてみたい、そんな思いで過ごしています。
そして、楽しく、さらに、好きなことを存分にやって、残り人生を謳歌できるようにしたい、と切に思うんですね。
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